ピアノの練習のお悩み

イライラから解放!ピアノ練習をやる気にさせるさそい方と親子バトル回避法

ピアノを毎日練習する方法
ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室で講師をしています。
子供のピアノの練習が進まなくてイライラしてしまう。
もっとやる気を出してほしい!

子供がピアノの練習をしなくて、ついつい怒ってしまう…

そんなふうにお悩みのママも多いと思います。

やる気を出して、ピアノの練習を毎日してくれるようになったら嬉しいですよね。

声のかけ方練習方法を見直すことで、子供をやる気にさせることができます!

私の生徒のほとんどは、ピアノの練習を毎日してくれています。

今回は、

どうすればピアノの練習をやる気にさせることができるのか

そのコツをお伝えしていきます。

この記事を読んでわかること
  1. やる気になる練習へのさそい方
  2. 練習中に心がけたい4つのポイント
  3. 子供がイライラしたときの対処法
  4. 毎日ピアノの練習をさせるためには

やる気になる練習へのさそい方

まずは、ピアノの椅子に座らせるところからですよね。

気持ちよく椅子に座らせることができたら、そのあとの練習もスムーズにいくことも多いですよ。

生徒のママから教えてもらった

子供をやる気にさせる練習へのさそい方

を紹介しますね。

あの曲、すごく上手に弾けてたからもう一回聴かせて。

上手だったとほめて、聴かせてとお願いする方法です。

大好きなママにほめられると、子供も気分がよくなります。

しょうがないなぁ…。

と弾いてくれたらしめたもの。

たっぷりほめて「こっちの曲も弾いてみようか?」ともっていけたらいいですね。

この曲、ママ好きだなぁ。弾いてほしいな。

7歳ごろまでの子供の価値観は、ママやパパからの影響が大きいんです。

ママが好きだと言ったら

わたしも好き!

となりやすいんですよ。

◯◯ちゃんが弾かないならママが弾こうかなぁ…?

興味がなくても、誰かに取られる!と思うと「私がやる!」となるのは、子どもならよくあることですよね。

他にもきょうだいでピアノを習っていて

今日はどっちが先に弾くのかな?

と言うと争ってピアノの前にくるという話も聞きました。

どうやって弾くの?パパに教えて。

「弾けない曲を練習する」のと「弾ける曲を誰かに教える」のは、違いますよね。

後者の場合、自分ができることをするので、弾いてくれることも多いです。

「教える」というのは、おねえさんになった気分で子供も嬉しいもの。

ピアノが弾けるママも

この曲、ママ知らないなぁ。どうやって弾くの?

などと聞いてみるといいと思います。

練習中に心がけたい4つのポイント

子供をやる気にさせるために、練習中に心がけたいポイントは4つ。

  1. 弾きやすいところから練習する
  2. 練習するポイントをしぼる
  3. 具体的な声かけをする
  4. 練習する曲順を子供に決めさせる

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

弾きやすいところから練習する

どうして子供がピアノの練習を嫌がるかというと…

  • 弾けないから
  • 難しいから

です。

ピアノの先生
ピアノの先生
大人だって読みやすいマンガならスラスラ読めるけど、分厚くて小さい文字の本を読むのはあまり気がすすまないですよね。

だから、まずは

  • 弾きやすいところ
  • 少し練習すれば弾けそうなところ

から練習します。

そこが弾けたら、たくさんほめてあげましょう。

そのうえで

こっちも練習したら弾けるかも!

と、他の部分の練習もうながしてみましょう。

練習するポイントをしぼる

子供をやる気にさせるためには、

  • あせらない
  • 欲張らない

ことも大切です。

今日はここ!明日はここ!

と練習するポイントをしぼると、子供もママも気持ちが楽!

今日やるって決めてたところはちゃんと弾けるようになった!

という達成感は、次の日の練習へのやる気につながりますよ。

具体的な声かけをする

ママが何気なく使ってる言葉が、子供にとってはあいまいで伝わりにくいことも…

いくつか、例を見ていきましょう。

→ のあとが、子供にとってわかりやすく言いかえた言葉です。

「時計の針が2になるまで練習しようね」→

「この曲を2回、こっちの曲を3回練習しようね」

  • 10分間
  • 時計の針が2まで

などのように時間で伝えるより、

どの曲を何回弾くか

と伝える方が、子供にはわかりやすいですよ。

また、ゴールがはっきりするのでやる気も出やすいんです。

「上手に弾けたね」→

「右手のここが、やさしい音で弾けてたよ」

「昨日より止まらないで弾けるようになったね」

ママに

上手に弾けたね!

とほめられたら嬉しいと思います。

でも、子供は

間違えたし上手じゃなかったのに…。

と思ってるかもしれません。

そんなとき、

ここの部分がよかったよ。

と具体的にほめてもらえると、自信がつきます。

また結果だけでなく、過程をほめるのも大事!

  • 約束の時間までちゃんとがんばったね。
  • 間違えても怒らないで最後までがんばったね。

などです。

「姿勢がよくないよ」→

「背中ピンがかっこいいよ」

「姿勢がよくない」と言われても、子供はどうやったらいいのかわかりません。

「背中をピンとする!」など、具体的にどうしたらいいのかを伝えましょう。

また、

  • よくない
  • できてない

などの否定語より

「〜するとかっこいいよ」など、ポジティブな言葉かけの方が、子供には伝わりやすいですよ。

練習する曲順を子供に決めさせる

こんなツイートをしました。

自分で決めたことは「守ろう!」と思いやすいです。

また、自分で決めたことを守れると達成感もあって、自信にもつながります。

  • どんな曲順で練習をするか
  • 何回、練習するか

などを子供に決めさせてみてはいかがでしょうか?

それだけで、ちょこっとでもやる気が出ることがありますよ。

子供がイライラしたり泣いたりしたときの親子バトル回避法

弾けないと子供がすぐに怒りだす…。それを見てると私もイライラしてしまう。

なかなか弾けなくて子供がイライラ、それを見てるママもイライラ!
毎日、親子でバトルになり、もうウンザリ…。

そんなふうに悩んでるママも多いと思います。

親子バトルを回避するための方法は次の2つ。

  1. タイマーをかけて練習時間を区切る
  2. ママはアドバイスをしない

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

タイマーをかけて練習時間を区切る

イライラしながら練習を続けても、なかなか弾けるようにはなりません。

子供がイライラしてきたら、練習を切り上げてジュースでも飲んで休憩しましょう。

子供によっては意地になって、イライラしながらも弾き続けてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、

タイマーを使って「10分なら10分で切り上げるようにする」のもおすすめです。

ママはアドバイスをしない

子供がイライラしているときにママがアドバイスをしても逆効果なことも…。

弾けないなら、こんなふうに練習したらいいんじゃない?
いいの!ママは言わないで!
できない!弾けない!もういや!
だから言ったでしょ!

となる前に、子供がイライラしてきたら、休憩をしたりして気分転換させましょう。

落ち着いたところで

もう少しゆっくり練習してみようか?
明日は、かたてずつ弾いてみようか?

などのアドバイスをする方が聞き入れてくれやすくなります。

ピアノの先生
ピアノの先生
ちなみにうまく弾けないときに、1曲を通してくり返し練習してもうまく弾けるようになりません。

通して弾くのではなく、難しい部分だけを取り出して

  • ゆっくり弾く
  • かたてずつ弾く
  • 右手を歌いながら左手を弾く

などの練習をしてみてください。

毎日ピアノの練習をさせるためには

子供のピアノの練習をやる気にさせるために一番効果的な方法は、

ピアノの練習を毎日する

です。

毎日、ピアノの練習をするぐらいやる気があるならはじめから悩まないわ!

と思うかもしれません。

でも逆なんです。

やる気がある→毎日ピアノの練習をする

ではなく、

毎日ピアノの練習をする→やる気が出てくる

なんです。

ピアノは練習をしないと弾けるようになりません。

弾けないとおもしろくないですよね。

練習しない→弾けない→やる気がなくなっていく→ますます練習しない

という悪循環に…。

毎日ピアノの練習をすれば、必ず弾けるようになっていきます。

弾けるようになると楽しくなってくるし、

練習すれば弾けるようになる

ということがわかれば、練習への意欲、やる気が出てきますよ。

毎日ピアノの練習をする子にさせるための方法はピアノの練習をしない子供ほど効果抜群!先生が教える5つの対処法に詳しく書いています。