ピアノの練習のお悩み

【毎日ピアノの練習をさせるには】子供のやる気を引き出す5つのコツ

ピアノを毎日練習する方法
ピアノの先生
ピアノの先生
はじめまして。
私はヤマハ音楽教室で講師をしています。

ママ達のお悩みで一番多いのが、子供のピアノの練習についてです。

お母さん
お母さん
ピアノの練習するように言っても全然しない。

たまに練習しても、親子でイライラしてケンカになる。もう疲れた…

そんなふうに悩んでいるママも多いと思います。

  • もっとピアノの練習にやる気を出してほしい!
  • 毎日自分から練習するようになってほしい!

と思いますよね。

そこで、

今回は、子供のやる気を引き出す5つのコツと、ピアノの練習中によくある子供のイライラへの対処法をお伝えします。

具体的には…

  1. 毎日ピアノの練習をするメリット
  2. 子供のやる気を引き出す5つのコツ
  3. 子供がイライラしたり泣いたりするときの対処法
  4. やる気を引き出す!ピアノの練習を盛り上げ大作戦

私が、生徒のママから教えてもらった「練習をやる気にさせるアイデア」も紹介しています♪

毎日ピアノの練習をするメリット

毎日ピアノの練習をするメリット
お母さん
お母さん
声をかけてもなかなかピアノの練習をしない
お母さん
お母さん
練習を始めても子供がイライラしたり、泣いたりする…

そんなふうに悩んでいるママに、子供が週に何回くらいピアノの練習をしているかを聞くと「週に1〜3回」という方が多かったんです。

ピアノの先生
ピアノの先生
ピアノは、短い時間でも毎日続けて練習する方が上達します

次のうち、どちらの子供の方が、ピアノの上達が早いと思いますか?

  1. 週に2回40分ずつピアノの練習をする子供
  2. 毎日10分ずつピアノの練習をする子供

答えは、

毎日10分ずつピアノの練習をする子供

です。

練習の間隔をあけてしまうと、なかなか弾けるようにならなくて、練習が嫌になってきてしまいます(*_*)

私は、生徒のママに「短い時間でもいいので毎日ピアノの練習をしてください」とお願いしています。

お母さん
お母さん
練習って毎日しないといけないの!?

と驚かれるママもいるんですが、ピアノの練習は、ときどきやるより、毎日する方が、上達します。

その方が、子供にとっても、ママにとっても、ストレスが少なくなるんです。

ピアノの先生
ピアノの先生
ピアノの練習を毎日の習慣にするためには、
毎日決まった時間にピアノの練習をするのが効果的です。
  • おやつを食べたあと
  • 夕食の前
  • お風呂のあと

など、生活習慣とセットにすると子供にもわかりやすく、習慣がつきやすくなります。

ピアノの練習が毎日の習慣になってしまえば、子供もすんなりと練習に向かうようになり、お母さまも楽になります。

でも、

ピアノを始めてすぐに、自分からすすんで練習をする子はほとんどいません。

そこで、ママに練習の声かけをしてもらわなければいけません。

始めのうちは、声をかけてもピアノの練習を嫌がることもあると思いますが、

  1. 毎日決まった時間にピアノの練習の声かけをする
  2. ピアノの練習を隣で見てあげる(毎回じゃなくてもOK)

を繰り返していれば、だんだんと習慣がつき、すんなりとピアノの練習に向かうようになります。

私にも、ピアノを習い始めて10ヶ月になる息子がいるんですが、ピアノを始めてすぐの頃は、ピアノの練習が嫌いでした。

でも、

練習する時間帯を決める → 毎日その時間に声をかける

を繰り返しているうちに、半年くらいすると「ピアノの練習しようか」と言うと、すんなりとピアノに向かうようになりました。

ピアノの先生
ピアノの先生
ハミガキも4歳頃になればあまり苦労はないと思いますが、イヤイヤ期の頃は、大変じゃなかったですか?

赤ちゃんのころから、食事、お風呂、ハミガキ、寝る時間など、子供に日々の生活習慣をつけてきたママなら、きっとピアノの練習も毎日の習慣にできるはずです♪

ピアノの練習を毎日の習慣にする方法は、ピアノの練習をしない子供ほど効果抜群!先生が教える5つの対処法で詳しく書いてます。

子供のやる気を引き出す5つのコツ

子供のやる気を引き出す5つのコツ
  1. 「弾きたい!」と思ったらすぐに弾ける場所にピアノを置く
  2. 近くで、ピアノの練習を聴いてあげる、見てあげる
  3. ほめる!
  4. 練習の声かけを工夫する
  5. ママやパパが音楽を楽しんでいる姿を見せる
①「弾きたい!」と思ったら
すぐに弾ける場所にピアノを置く

ピアノの練習をしようと思っても、わざわざ違う部屋に移動して、電気をつけて、冷暖房をつけて…となると、大人でも億劫になってしまいますよね。

子供が「弾きたい!」と思ったら、すぐに弾ける場所にピアノを置くのもポイントです。

②近くで、ピアノの練習を
聴いてあげる、見てあげる

毎回、練習を隣で見てあげるのは大変だと思いますが、せめて練習している音が聴こえる場所に、ママがいることが望ましいです。

お母さん
お母さん
どうやって弾くの?
お母さん
お母さん
この曲ママ好きだな

と、関心を持ってもらうと、子供のやる気もアップします。

③ほめる!

「ほめる」ことは、子供の集中力をアップさせたり、やる気を引き出したりなど、たくさんの効果があります♪

特にピアノを習い始めたばかりのころは、たくさんほめてあげてください。

大好きなママがほめてくれたり、喜んでくれたりする姿は、子供のやる気に直結します!

④練習の声かけを工夫する
ピアノの先生
ピアノの先生
生徒のお母さまから聞いた子供がやる気になる声かけをご紹介しますね
お母さん
お母さん
レッスンで弾いてたあの曲上手だったからもう一回聴きたいなぁ〜
お母さん
お母さん
この曲、ママ好きなんだけど弾いてくれる?
お母さん
お母さん
〇〇ちゃんピアノ弾かないならママが弾こうかな〜
お母さん
お母さん
パパってピアノが弾けないみたいなんだけど、教えてあげてくれる?
ピアノの先生
ピアノの先生
他にも、きょうだい2人でヤマハに通っていて、「今日は、どっちが先に弾くのかな〜」と言うと、争ってピアノの前にくるという声もありました。
⑤ママやパパが音楽を
楽しんでいる姿を見せる

7歳頃までの子供の価値観は、ママやパパからの影響がとても大きいんです。

ママやパパが、音楽を楽しんでいる姿を見ると、その気持ちが子供に伝わって「音楽って楽しいんだ!」と感じます。

  • ピアノが弾けるママは、弾いている姿を見せる
  • ピアノ経験がないママは、一緒に音楽を聴いたり、歌ったりする
  • いっしょにコンサートに出かける

など、子供と一緒に音楽を楽しむことで、子供も音楽が大好きになっていきますよ。

子供がイライラしたり泣いたりするときの対処法

子供がイライラしたり泣いたりするときの対処法
①タイマーをかけて、時間がきたら
練習を終わりにする

小さな子の場合、弾けなくてイライラしているときは、そのまま練習を続けてもなかなか弾けるようにならないことが多いんです。

ピアノの先生
ピアノの先生
無理に続けないで、練習を切り上げるのも大切です。

タイマーをかけて練習時間を区切ったり、ジュースなどを飲んで気分転換するのもいいと思います。

②「弾けたところ」を一緒に探す

「弾けなかったところ」ではなく、「弾けたところ」をお母さんと一緒に探します。

お母さん
お母さん
ここは昨日弾けなかったのに、今日は弾けるようになったね
お母さん
お母さん
今日の右手は、今までで一番上手だった!

など、お母さまに具体的にほめてもらうと自信が取り戻せます。

今日、弾けなくても毎日練習していれば、必ず弾けるようになります。

子供が「つづきは、また明日がんばろう」と前向きな気持ちになれる言葉かけをしてあげてください。

③ママがアドバイスをしない

子供が弾けなくてイライラしているときに、

お母さん
お母さん
もっとゆっくり弾いたら?

片手ずつ弾いてみたら?

などのアドバイスをしても逆効果なことも…

無理に練習を続けるより、お茶を飲んで休憩をしたり、得意な曲を弾いたりなど、気分転換できるようにもっていく方がイライラが落ち着くこともあります。

気分が落ち着いたところで、アドバイスをする方が効果的!

うまく弾けないときは

  • かたてずつ練習する
  • ゆっくり練習する
  • 弾けないところを部分的に繰り返して練習する
  • メロディを歌ってみる

などの方法で、少しずつ弾けるようになっていきますよ。

お母さん
お母さん
ママが左手弾くから、〇〇ちゃんは右手弾いくれる?
お母さん
お母さん
いっしょにメロディをうたってみようか?

などの声かけもおすすめです。

④部分練習をする

弾けない部分がある場合は、その部分だけを繰り返し練習するのが効果的です。

弾けない部分があるのに、一曲を通して弾く練習ばかりしていても、なかなか弾けるようにはなりません。

ピアノの先生
ピアノの先生
今日はここの部分だけ弾けるようにがんばろう

と、決めて練習する方が効率がいいですよ。

やる気を引き出す!ピアノの練習を盛り上げ大作戦

 やる気を引き出す!ピアノの練習を盛り上げ大作戦
①休日にパパの前で発表会

休日にパパに聴いてもらうことを目標に平日に練習をがんばる作戦です。

ピアノ経験のないパパは、心から

お父さん
お父さん
すごいな!

と、ほめてくれることが多いので、子供も自信がついてやる気になることかが多いんです。

②カレンダーにシールを
貼ってやる気アップ!

練習カレンダーを作って、練習した日にシールを貼るようにする方法です。

  • 一週間毎日練習
  • 一ヶ月毎日練習

など目標を決めて、達成できたら小さなごほうび(お菓子など)をあげるという方法も効果がありますよ。

③練習する曲順を自分で決める

これは、私が、生徒のママから聞いた方法ですが、はじめに練習する曲順を子供に決めさせると、

「自分で決めたことはやろう!」

という気持ちになって、最後までやり通すことが多いようです(^^)

まとめ

ピアノの練習をやる気にさせるコツや、生徒のママから聞いた「子供をやる気にさせるアイデア」をお伝えしました。

子供にとって毎日コツコツとピアノの練習をするというのは難しいことです。

「ピアノが好きなら自分から練習するはず」と思われるママもいますが、

ピアノの先生
ピアノの先生
自分からすすんでピアノの練習をする子供はほとんどいません。

1日の中でピアノの練習をする時間帯を決める → その時間に、ママが声かけをする

を繰り返すことで、だんだんとピアノの練習が習慣になっていきます。

ピアノは練習すれば必ず弾けるようになります!

「弾けなかった曲が、練習したら弾けるようになった」という経験は、練習の意欲につながります。

その経験を重ねていくことで、毎日、自分から練習する子になっていきます。