楽器

カワイ電子ピアノのおすすめ5選 | ヤマハ講師が選び方を解説

カワイ電子ピアノのおすすめ5選 | ヤマハ講師が選び方を解説
ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室で講師をしています。

私は、ヤマハ音楽教室で講師をしていますが、息子のために買ったのはカワイの電子ピアノでした。

決め手になったのが、鍵盤タッチ

カワイの電子ピアノは鍵盤の性能がよく、鍵盤タッチにこだわって選びたい方におすすめのメーカーです。

でも…

カワイの電子ピアノってたくさんあるけど、どうやって選べばいいの?

と悩みませんか?

今回はカワイの電子ピアノについて次の順番で解説します。

  1. カワイ電子ピアノ シリーズによる違い
  2. カワイ電子ピアノの選び方
  3. おすすめのカワイ電子ピアノ5選
ピアノの先生
ピアノの先生
カワイの電子ピアノは、シリーズによって特徴が違うので参考にしてくださいね。

カワイ電子ピアノ シリーズによる違い

カワイの電子ピアノには次の3つのシリーズがあります。

  1. ESシリーズ
  2. CNシリーズ
  3. CAシリーズ

1つずつ見ていきましょう!

カワイには、上の3つのシリーズ以外に

  • NVシリーズ(ハイブリッドピアノ)
  • MPシリーズ(ステージピアノ)
  • VPC1(MIDIキーボード)

がありますが、こちらはまた別記事でお伝えします。

ESシリーズ

ESシリーズは、持ち運びが可能なポータブルタイプ

これからピアノを始めたいという方にも人気のポータブルタイプですが…

ポータブルタイプの電子ピアノをお持ちの方に多い悩みがあるんです。

それは

ハーフペダルができない。

です。

ハーフペダルとは

ペダルの踏み加減で、響きをコントロールできる機能。

ポータブルタイプの電子ピアノに付属しているペダルは、ハーフペダルができないタイプのモデルも多いんです。

でも、カワイのESシリーズの2つのモデルは、どちらもハーフペダルに対応しています。

ピアノを初めたばかりでも、ペダルってけっこう使うんです。

カワイのESシリーズなら、ペダルをコントロールして、曲に合った響きで演奏することができますよ。

ポータブルタイプの電子ピアノの選び方はおすすめのポータブルタイプの電子ピアノと選ぶときの注意点で詳しく書いています。

CNシリーズ

CNシリーズは、スタンド一体型で樹脂鍵盤のシリーズです。

初心者にもおすすめのエントリーモデル

他メーカーの樹脂鍵盤とは構造が違っていて、適度な重みのある鍵盤タッチです。

CAシリーズ

CAシリーズは、スタンド一体型で木製鍵盤のモデルです。

グランドピアノに近い

  • 鍵盤タッチ

にこだわった初心者〜上級者にもおすすめのシリーズ。

カワイの電子ピアノの選び方

カワイの電子ピアノを選ぶポイントは次の3つです。

  1. タイプ(形)
  2. 鍵盤
  3. スピーカー数&スピーカーシステム

タイプ(形)

カワイの電子ピアノを選ぶときは、まず

 ポータブルタイプ or スタンド一体型

を決めましょう。

ポータブルタイプがよければ

→ESシリーズ。

スタンド一体型なら

樹脂鍵盤 or 木製鍵盤

で次の2種類にわかれます。

  1. CNシリーズ(樹脂鍵盤)
  2. CAシリーズ(木製鍵盤)

鍵盤

カワイの電子ピアノの鍵盤には次の4種類があります。

カワイの電子ピアノの鍵盤

それぞれの違いを見ていきましょう。

樹脂鍵盤の違い

樹脂鍵盤は次の2種類です。

  • レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード
  • レスポンシブ・ハンマー・アクションⅢ

1つずつ見ていきますね。

レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード

この鍵盤は、ES110にだけ搭載されています。

軽量&コンパクトな鍵盤のため、ES110は本体重量12kgと持ち運びに優れています。

レスポンシブ・ハンマー・アクションⅢ

一般的に、樹脂鍵盤は木製鍵盤に比べて鍵盤タッチが軽くなります。

でもこの鍵盤には、鍵盤ウェイト(おもり)が搭載されていて、木製鍵盤に近い重みのある鍵盤タッチになっています。

ピアノの先生
ピアノの先生
私もいろいろなメーカの樹脂鍵盤を弾き比べてみたんですが、カワイのレスポンシブ・ハンマー・アクションⅢは、適度な重みがあり、一番弾きやすく感じました。

木製鍵盤

カワイの木製鍵盤には次の2種類があります。

  • グランド・フィール・スタンダード・アクション
  • グランド・フィール・アクションⅢ

この2種類の木製鍵盤は、基本的な構造は同じですが、グランド・フィール・アクションⅢの方が鍵盤が少し長くなっています。

なぜ鍵盤が長いほうがいいの?

それは、鍵盤を長くすることで、鍵盤の奥の方でも弾きやすくなるからです。

ピアノの先生
ピアノの先生
鍵盤が短いと、鍵盤の奥の方を弾いたとき、沈みが浅いので弾きにくく感じます。
グランドピアノの鍵盤もかくれている部分が長いんですよ。

鍵盤にこだわって電子ピアノを製造しているカワイ。

そのカワイの最上位鍵盤

グランド・フィール・アクションⅢ

はピアノ上級者でも満足できる鍵盤だと思います。

スピーカー数&スピーカーシステム

カワイの電子ピアノを選ぶときは、

  • スピーカー数
  • スピーカーシステム

もチェックすると、にも満足できるモデルを選ぶことができますよ。

1つずつ、見ていきましょう。

スピーカー数

グランドピアノは、楽器全体から音が鳴りますが、電子ピアノはスピーカーのある場所からしか音が鳴りません。

スピーカーの数が多いほど、聴こえ方が立体的になり、表現力も豊かになります。

また、スピーカー数が少ないと、音量を下げたときに強弱がつきにくくなってしまいます。

ピアノの先生
ピアノの先生
スピーカーは4つ以上であれば、豊かな響きで演奏できますよ。

スピーカーシステム

カワイの電子ピアノには、次のようなスピーカーが搭載されているモデルがあります。

  1. 上面放射スピーカー
  2. TWIN DRIVE響板スピーカー

1つずつ、見ていきましょう。

上面放射スピーカー

グランドピアノは、床に対して水平に響板が張られているため、音は上と下の2方向へ放たれます。

それを再現するために、上方向に上面放射スピーカーを搭載したモデルがあります。

上面放射スピーカーを搭載したモデル
  1. CA99
  2. CA79
  3. CA59
  4. CN39
  5. ES8

上の5つのモデルの中で

「CA79」「CA59」「CN39」

の3つのモデルは、下方向にもスピーカーがあるので、グランドピアノのような上下に広がりのある音で演奏をすることができますよ。

TWIN DRIVE響板スピーカー

TWIN DRIVE響板スピーカーは、カワイの最上位モデル「CA99」にだけ搭載されています。

アコースティックピアノの内部には、響板という大きな木の板があり、響板が空気を振動させることで大きな音が鳴ります。

カワイのTWIN DRIVE響板スピーカーは、響板を搭載し、実際にそれを振動させて音を出します。

ピアノの先生
ピアノの先生
私も実際に弾いてみたのですが、電子ピアノとは思えないほど深い響きでびっくりしました。

おすすめのカワイ電子ピアノ5選

カワイの電子ピアノの中でおすすめは、次の5つです。

  1. CN29
  2. CA49
  3. CA59
  4. CA79
  5. CA99

1つずつ、見ていきましょう。

CN29

予算10万円ほどで探しているなら、他メーカーを含めても、一番のおすすめがカワイのCN29。

なぜなら10万円クラスの電子ピアノの中で一番、鍵盤に重みがあり、グランドピアノとのギャップも少ないからです。

ピアノの先生
ピアノの先生
私が息子のために購入した電子ピアノは、CN29の前モデル「CN27」です。
鍵盤タッチが決め手になりました。

ただ、ピアノが上達してくるにつれてCN29では、物足りなさを感じることもあります。

子供のための電子ピアノを探している方や、ピアノ上級者の方は、演奏力に差がつく!子供のための電子ピアノの選び方とおすすめ5選も見てください。

CA49

予算15万円〜20万円未満で電子ピアノを探しているならカワイのCA49がおすすめ。

なぜなら、

  • 鍵盤性能がいい
  • スピーカー数が多い

からです。

ヤマハ、ローランドの同価格帯の電子ピアノと比べてみましょう。

カワイCA49
白鍵、黒鍵ともに木製
スピーカー4つ
174,900円(2020.9 Amazon)
ヤマハCLP−735
白鍵のみ木製
スピーカー2つ
173,500円(2020.9 楽天)
ローランドDP603
樹脂と木製を組み合わせた鍵盤
スピーカー2つ
181,500円(2020.9 Amazon)

ヤマハとローランドのモデルは、スピーカーが2つですが、カワイCA49は4つ。

またこの4つのスピーカーは、

  1. 中低音スピーカー2つ
  2. 高音専用スピーカー2つ

に分かれています。

音域をわけることで、グランドピアノの音の聴こえ方に近くなっています。

ピアノの先生
ピアノの先生
他メーカーの同じ価格帯のモデルと比べるとカワイのCA49は、コスパが高いですよね。

CA59

CA49と鍵盤は同じですが、「音」が違います。

音が違う理由は次の2つ。

  1. 音源が違う
  2. 上面放射スピーカーが搭載されている

音源ですが、

CA49 PHI音源
CA59 HI-XL音源

が搭載されています。

PHI音源より、HI-XL音源の方が表現力が豊か。

なぜなら、HI-XL音源の方が、タッチの強さによる音色の変化をきめ細かくサンプリングしているからです。

カワイの電子ピアノの音源は、SK-EXなど、カワイのグランドピアノをサンプリングしてつくられています。

グランドピアノは、タッチの強さで音色が変わり、音色の違いを細かくサンプリングしている音源ほど表現力が豊かなんです。

またCA59には、上面放射スピーカーが搭載されているので、グランドピアノに近い広がりのある音が再現されていますよ。

CA79

カワイの最上位鍵盤「グランド・フィール・アクションⅢ」を搭載したCA79。

  • シーソー構造
  • 4層のハンマークッション
  • 鍵盤とハンマーの接触部に特製樹脂ブッシュ
  • グランドピアノと同様の素材を採用したバランスピン、フロントピン

などなど、カワイのこだわりがつまった鍵盤は、一度弾いてみると違いがわかるはず!

ピアノの先生
ピアノの先生
細かい部分までこだわったカワイの鍵盤は職人技だなと思います。

CA99

CA79と鍵盤や音源は同じです。

大きな違いは、響板スピーカーが搭載されていること。

私はCA99を弾いたとき、電子ピアノとは思えない音の響きにびっくりしました。

ペダルを踏めば振動が伝わってきて、

ピアノの先生
ピアノの先生
生の音?

と思うほど、臨場感のある音で感動しました。

まとめ

鍵盤にとことんこだわっているカワイ。

鍵盤タッチを重視して電子ピアノを選びたい方におすすめ!

カワイの電子ピアノには次の3つのシリーズがあります。

  1. ESシリーズ…ポータブルタイプ
  2. CNシリーズ…スタンド一体型、樹脂鍵盤
  3. CAシリーズ…スタンド一体型、木製鍵盤

持ち運びしたい方、テーブルの上などに置いて使いたい方 → ESシリーズ

初心者の方 → CNシリーズ

初心者〜上級者の方 → CAシリーズ

がおすすめです。

選ぶときは、

  1. 鍵盤
  2. スピーカー数&スピーカーシステム

をチェックすれば、あなたに合ったカワイの電子ピアノが見つかるはずです。

グランドピアノに近い電子ピアノを探している方はグランドピアノに近い電子ピアノ【上級者も満足できるメーカーとは】も読んでみてください。