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ヤマハ「クラビノーバ」おすすめ | アリウスとの違いや選び方を解説

【クラビノーバのおすすめ】サイズ、カラー、選び方をヤマハ講師が解説
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ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室でピアノ講師をしています。
ヤマハのクラビノーバは種類がたくさんあるけど、どれを選べばいいんだろう?
価格の安いアリウスとの違いは?

と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

今回は、ヤマハ講師が

  1. クラビノーバとアリウスの違い
  2. クラビノーバ【シリーズによる違い】
  3. クラビノーバの選び方
  4. サイズとカラーの一覧表
  5. おすすめのクラビノーバ

の順番で解説していきます。

クラビノーバとアリウスの違い

クラビノーバに比べると、価格が安く、比較的コンパクトなのがアリウスの特徴。

ピアノの先生
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アリウスシリーズには、奥行296mmのスリムタイプもありますよ。
アリウス クラビノーバ
価格 〜10万円台前半まで 15万円〜50万円台
鍵盤 樹脂鍵盤 樹脂鍵盤or木製鍵盤
奥行 296mm〜 459mm〜

クラビノーバ【シリーズによる違い】

クラビノーバには次の3つのシリーズがあります。

  1. CLPシリーズ
  2. CSPシリーズ
  3. CVPシリーズ

それぞれ、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

ピアノ演奏を中心に楽しみたい子供や大人におすすめ!CLPシリーズ

CLPシリーズは、

  • グランドピアノに近い音
  • グランドピアノに近い鍵盤タッチ

にこだわった電子ピアノ。

ピアノレッスンへ通う子供や大人に人気のシリーズです。

120年以上、アコースティックピアノを製造しているヤマハならではの技術が、

  • 鍵盤
  • 音の響き

に生かされています。

大人の初心者におすすめ!アプリで楽しめるCSPシリーズ

CSPシリーズは、スマートデバイス(スマホやタブレット)にアプリをダウンロードして接続することで、たくさんの機能を楽しむことができる電子ピアノ。

アプリと接続しなければ、使える機能が限られてしまうので、スマートデバイスをお持ちの方におすすめ。

注目は世界初の機能!

オーディオトゥスコア

どんな機能かというと…

  1. スマートデバイス内のあなたの好きな曲のコード進行を解析
  2. 数十秒でピアノ伴奏譜を作成

曲を再生しながら、曲に合わせて楽譜を表示してくれるので、好きなアーティストのバックバンドになったつもりで演奏が可能!

次に弾く鍵盤を教えてくれるガイドランプもあるので、楽譜が読めない方でもすぐに演奏を楽しめますよ。

ピアノの先生
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CSPシリーズは、初心者の方や、ピアノを趣味として楽しみたい方に人気です!

上級者も満足な多機能モデル!CVPシリーズ

CVPシリーズは、多機能な電子ピアノ!

  • 自動伴奏
  • 1,000を越える音色数
  • 16トラックの多重録音
  • バックバンドとのアンサンブル演奏
  • マイクをつないでカラオケ
  • オーディオトゥスコア

などなど、1台でたくさんの楽しみ方ができます。

さまざまな楽器の音色も、電子ピアノとは思えないほどリアル!

サックスの息づかいやギターの弦のこすれなども表現できますよ。

さらに、ヤマハの最上位の

  • 鍵盤
  • 音源

を搭載しているので、ピアノ上級者も満足できる電子ピアノです。

クラビノーバの選び方

あなたに合ったクラビノーバを選ぶためには、次の4つをチェックしましょう!

  1. 鍵盤
  2. スピーカー数
  3. サイズ
  4. カラー

グランドピアノに近い電子ピアノを選びたい方は、

  • 鍵盤
  • スピーカー数

が大事!

のちほど、一覧表にしていますので参考にしてくださいね。

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

鍵盤

クラビノーバシリーズの鍵盤には、次の3種類があります。

①グランドタッチ™️鍵盤(木製)
②グランドタッチ-エス™️鍵盤(木製)
③グランドタッチ-エス™️鍵盤

③グランドタッチ-エス™️鍵盤は、樹脂鍵盤です。
樹脂鍵盤は、グランドピアノと比べるとギャップを感じやすく、ピアノ教室へ通う方には

①グランドタッチ™️鍵盤(木製)
②グランドタッチ-エス™️鍵盤(木製)

を搭載したモデルがおすすめ!

  • ①グランドタッチ™️鍵盤(木製)
  • ②グランドタッチ-エス™️鍵盤(木製)

は、何が違うの?

①グランドタッチ™️鍵盤(木製)は

  • 支点までの距離が長く、鍵盤の奥を弾いてもグランドピアノのタッチに近い
  • グランドピアノ同様に一鍵一鍵で重みや戻りの感覚が異なる

という特徴があります。

鍵盤について詳しくはグランドピアノに近い電子ピアノ【上級者も満足できるメーカーとは】に書いています。

スピーカー数

グランドピアノは、楽器全体から音が鳴りますが、電子ピアノはスピーカーのある場所からしか音が鳴りません。

スピーカーの数が多いほど、聴こえ方が立体的になり、表現力も豊かになります。

また、スピーカー数が少ないと、音量を下げたときに強弱がつきにくくなってしまいます。

グランドピアノに近い電子ピアノを選びたい方は、スピーカーが4つ以上のモデルがおすすめです。

サイズとカラー!人気の白があるモデルは?

クラビノーバ全8モデルのサイズとカラー展開を一覧表にしました。

ピアノの先生
ピアノの先生
最近、電子ピアノは白も人気ですよね。
モデルによっては、白がないものもあるので確認してくださいね。

※横スクロールできます

CLPシリーズ
CLP-835/CLP-845 CLP-875 CLP-885
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,455×460×930(㎜)
【R/B/WB/WA】1,450×460×927(㎜)
【PE】1,455×465×970(㎜)
【R/B/WB/WA】1,450×465×967(㎜)
【PE】1,467×494×1,029(㎜)
【B】1,461×494×1,027(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【R】ニューダークローズウッド調
【B】ブラックウッド調
【WB】ホワイトバーチ調
【PE】黒鏡面艶出し
【R】ニューダークローズウッド調
【B】ブラックウッド調
【WB】ホワイトバーチ調
【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調

※横スクロールできます

CSPシリーズ
CSP-255/CSP-275
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,418×466×1,041 (㎜)
【B/WH】1,412×465×1,041(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調
【WH】ホワイトウッド調

※横スクロールできます

CVPシリーズ
CVP-905 CVP-909
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,423×593×871(㎜)
【B】1,420×592×868(㎜)
【PE】1,429×612×872(㎜)
【B】1,426×612×868(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調
【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調

おすすめのクラビノーバ

CLPシリーズ

CLPシリーズのおすすめは、次の3機種です。

  1. CLP-845
  2. CLP-875
  3. CLP-885

1つずつ、見ていきましょう。

CLP-845

注目は、グランド・エクスプレッション・モデリングという技術。

無限に変化するグランドピアノの音色を再現する技術です。

  • 浅いタッチで弾いたとき
  • ダンパーペダルを踏みながら同音連打をしたとき

など、さまざまなシーンにおいてグランドピアノの音色、響きが再現されていて、豊かな音色表現ができますよ!

CLP-875

一つ前に紹介した「CLP-745845」のひとつ上のモデルです。

ヤマハ最上級の「グランドタッチ™鍵盤」を搭載しています。

グランドピアノの鍵盤は1つ1つ重さが違います。

「グランドタッチ™鍵盤」は、その1鍵1鍵違う重みや、戻りの感触まで再現しています。

また、「グランドアコースティックイメージング」という技術により、自然な音の広がりや奥行き感を再現しています。

スピーカーも6つで表現力も豊か。

上級者にもおすすめのモデルです。

CLP-885

CLPシリーズ、最上位モデル

CLP-875の鍵盤に、カウンターウェイトを追加。

ピアニッシモなど繊細なタッチも表現しやすい鍵盤です。

また、スピーカー部分にアコースティックピアノの響板と同じ木材を使用したことで、より自然でアコースティックピアノに近い音になっています。

ヤマハの技術がつめこまれた、CLP最上位モデルです。

CSPシリーズ

専用アプリとつなぐことでたくさんの機能を楽しめるCSPシリーズのおすすめは、次の2機種。

  1. CSP-255
  2. CSP-275

1つずつ、見ていきましょう。

CSP-255

【シリーズによる違い】のパートでもお伝えしましたが、専用アプリとつなぐと、スマートデバイス内の好きな曲のピアノ伴奏譜をすぐに作ってくれます。

楽譜が読めなくてもストリームライツというガイド機能があって、次に弾く鍵盤を光で教えてくれます。

  • 楽譜が読めない
  • 音楽の知識もない

そんな初心者の方でも、すぐにピアノを弾いて楽しむことができますよ。

ピアノの先生
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ちなみに伴奏譜なので、メロディ(ボーカル部分)は譜面になりません。
弾き語りや、曲に合わせてピアノ伴奏をしたいときにおすすめの機能です。

CSP-275

CSP-255は樹脂鍵盤でスピーカーが2つですが、CSP-275

  • 木製鍵盤
  • スピーカー数4つ

なので、グランドピアノに近い鍵盤タッチと迫力のある音を楽しめます。

CVPシリーズ

多機能モデルCVPシリーズのおすすめは次の2機種。

  1. CVP-905
  2. CVP-909

1つずつ、見ていきましょう。

CVP-905

【シリーズによる違い】のパートでもお伝えしたように、これ1台で

  • 自動伴奏
  • アンサンブル演奏
  • 作曲
  • カラオケ

など、たくさんの楽しみ方ができます。

  • ヤマハ最上位鍵盤「グランドタッチ™️鍵盤」を搭載
  • スピーカー数 4つ

と、ピアノ上級者も満足のモデルです。

CVP-909

CVPシリーズの最上位モデル。

CVP-905にない機能としては、スーパーアーティキュレーションボイスがあります。

スーパーアーティキュレーションボイスとは…
弾き方やペダルの踏み方で、その楽器を演奏しているかのようなニュアンス、表情をつけられる音色。

どんなに音色がリアルでも、弾き方が一本調子では本物っぽく聴こえません。

例えば、サックス。

強く息を入れたときと、細く息を入れたときでは音色は変わりますよね。

また「ド、レ、ミ」と一息ずつ吹くのと、「ドレミ」と一息でつなげて吹くのとではニュアンスが変わります。

そんな楽器ごとの表情を

  • 弾き方
  • ペダルの踏み方

によってつけられるのが、スーパーアーティキュレーションボイスです。

クラリネットのグリッサンド、ギターのボディをたたく音なども表現できますよ。

まとめ

クラビノーバには次の3つのシリーズがあります。

  1. CLPシリーズ
  2. CSPシリーズ
  3. CVPシリーズ

機能はシンプルで、グランドピアノに近い

  • 鍵盤

が魅力のCLPシリーズは、

  • ピアノ演奏を楽しみたい
  • ピアノ教室に通っている

大人や子供におすすめ。

  • スマートデバイス内の曲を解析し、ピアノ伴奏譜を作ってくれる
  • 光で次に弾く鍵盤を教えてくれる

そんなCSPシリーズは、大人の初心者におすすめ。

多機能のCVPシリーズは、ピアノ演奏以外も楽しみたい中級〜上級者におすすめ。

あなたの目的に合ったクラビノーバが見つかるといいですね。