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【クラビノーバのおすすめ】サイズ、カラー、選び方をヤマハ講師が解説

【クラビノーバのおすすめ】サイズ、カラー、選び方をヤマハ講師が解説
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ピアノの先生
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こんにちは。
私はヤマハ音楽教室で講師をしています。

ヤマハの電子ピアノといえば、クラビノーバが有名ですよね。

でも、クラビノーバって、たくさん種類があって、どれを選べばいいのか迷いませんか?

そこで、今回はクラビノーバシリーズを現役ヤマハ講師が次の順番で解説します。

  1. クラビノーバ【シリーズによる違い】
  2. クラビノーバの選び方
  3. サイズとカラーの一覧表
  4. おすすめのクラビノーバ

シリーズごとの特徴選び方がわかれば、あなたにぴったりのクラビノーバが見つかりますよ!

クラビノーバ【シリーズによる違い】

クラビノーバには次の3つのシリーズがあります。

  1. CLPシリーズ
  2. CSPシリーズ
  3. CVPシリーズ

それぞれ、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

ピアノ演奏を中心に楽しみたい子供や大人におすすめ!CLPシリーズ

CLPシリーズは、

  • グランドピアノに近い音
  • グランドピアノに近い鍵盤タッチ

にこだわった電子ピアノ。

機能はしぼっているので、自動伴奏などの機能はありません。

機能はシンプルでいいからグランドピアノに近い電子ピアノがほしい!

という子供や大人におすすめ!

ピアノの先生
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2020年8月末に、CLPシリーズは新モデルが発売されます。
グランドピアノさながらの表現力豊かな演奏が可能になりました!

大人の初心者におすすめ!アプリで楽しめるCSPシリーズ

CSPシリーズは、スマートデバイス(スマホやタブレット)にアプリをダウンロードして接続することで、たくさんの機能を楽しむことができる電子ピアノ。

アプリと接続しなければ、使える機能が限られてしまうので、スマートデバイスをお持ちの方におすすめ。

注目は世界初の機能!

オーディオトゥスコア

どんな機能かというと…

  1. スマートデバイス内のあなたの好きな曲のコード進行を解析
  2. 数十秒でピアノ伴奏譜を作成

曲を再生しながら、曲に合わせて楽譜を表示してくれるので、好きなアーティストのバックバンドになったつもりで演奏が可能!

次に弾く鍵盤を教えてくれるガイドランプもあるので、ピアノ初心者の方でもすぐに演奏を楽しめますよ。

上級者も満足な多機能モデル!CVPシリーズ

CVPシリーズは、多機能な電子ピアノ!

  • 自動伴奏
  • 1,000を越える音色数
  • 16トラックの多重録音
  • バックバンドとのアンサンブル演奏
  • マイクをつないでカラオケ
  • オーディオトゥスコア

などなど、1台でたくさんの楽しみ方ができます。

さらに、ヤマハの最上位の

  • 鍵盤
  • 音源

を搭載しているので、ピアノ上級者も満足できる電子ピアノです。

クラビノーバの選び方

クラビノーバを選ぶときには、次の4つをチェックするとあなたに合ったモデルが見つかると思います。

  1. 鍵盤
  2. スピーカー数
  3. サイズ
  4. カラー

グランドピアノに近い電子ピアノを選びたい方は、

  • 鍵盤
  • スピーカー数

は要チェック!

  • サイズ
  • カラー

は、お部屋の雰囲気と相談ですよね。

のちほど、一覧表にしていますので参考にしてくださいね。

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

鍵盤

クラビノーバシリーズの鍵盤には、次の4種類あります。

クラビノーバシリーズの鍵盤

樹脂鍵盤は、木製鍵盤に比べるとタッチが軽め。

そのため、グランドピアノと比べるとギャップを感じやすく、本格的に弾きたい方は木製鍵盤がおすすめです。

  • グランドタッチ™️鍵盤
  • グランドタッチ-エス™️鍵盤
  • ナチュラルウッドエックス鍵盤

の3つの木製鍵盤の違いはなに?

ピアノの先生
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違いの1つが、鍵盤の長さです。
グランドピアノの鍵盤はかくれている部分も含めるとけっこう長いんです。

電子ピアノの鍵盤は、グランドピアノの鍵盤の長さに近いほど、タッチがグランドピアノに近づきます。

なぜなら、短い鍵盤だと、鍵盤の奥の方を弾いたときに、深く沈みこまないので弾きにくさを感じてしまうからです。

数センチの差でも、弾いた感じはけっこう変わりますよ。

  • ピアノ上級者
  • アコースティックピアノに慣れている方

は、①グランドタッチ™️鍵盤がおすすめです。

鍵盤について詳しくはグランドピアノに近い電子ピアノ【上級者も満足できるメーカーとは】に書いています。

スピーカー数

グランドピアノは、楽器全体から音が鳴りますが、電子ピアノはスピーカーのある場所からしか音が鳴りません。

スピーカーの数が多いほど、聴こえ方が立体的になり、表現力も豊かになります。

また、スピーカー数が少ないと、音量を下げたときに強弱がつきにくくなってしまいます。

グランドピアノに近い電子ピアノを選びたい方は、スピーカーが4つ以上のモデルがおすすめです。

サイズとカラー!人気の白があるモデルは?

クラビノーバ全8モデルのサイズとカラー展開を一覧表にしました。

ピアノの先生
ピアノの先生
最近、電子ピアノは白も人気ですよね。
モデルによっては、白がないものもあるので確認してくださいね。

※横スクロールできます

CLPシリーズ
CLP-735/CLP-745 CLP-775 CLP-785
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,466×459×930(㎜)
【R/B/DW/WA】1,461×459×927(㎜)
【PE】1,466×465×970(㎜)
【R/B/DW/WA】1,461×465×967(㎜)
【PE】1,467×477×1,029(㎜)
【B】1,461×476×1,027(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【R】ニューダークローズウッド調
【B】ブラックウッド調
【DW】ダークウォルナット調
【WA】ホワイトアッシュ調(白)
【PE】黒鏡面艶出し
【R】ニューダークローズウッド調
【B】ブラックウッド調
【DW】ダークウォルナット調
【WA】ホワイトアッシュ調(白)
【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調

※横スクロールできます

CSPシリーズ
CSP-150/CSP-170
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,418×466×1,040(㎜)
【B/WH】1,412×465×1,040(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調
【WH】ホワイトウッド調

※横スクロールできます

CVPシリーズ
CVP-805 CVP-809
サイズ
【幅×奥行×高さ】
【PE】1,423×593×871(㎜)
【B】1,420×592×868(㎜)
【PWH/PE】1,429×612×872(㎜)
【B】1,426×612×868(㎜)
カラー 【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調
【PWH】白鏡面艶出し
【PE】黒鏡面艶出し
【B】ブラックウッド調

おすすめのクラビノーバ

CLPシリーズ

CLPシリーズのおすすめは、次の3機種です。

3機種とも2020年8月発売の新モデルです♪

  1. CLP-745
  2. CLP-775
  3. CLP-785

1つずつ、見ていきましょう。

CLP-745

注目は、グランド・エクスプレッション・モデリングという新しい技術。

無限に変化するグランドピアノの音色を再現する技術です。

グランドピアノのような豊かな音色表現ができますよ。

CLP-775

ヤマハで一番グレードの高い鍵盤「グランドタッチ鍵盤」を搭載したモデルです。

グランドピアノの鍵盤は1つ1つ重さが違います。

「グランドタッチ-エス™️鍵盤」は、1鍵1鍵違う重みや、戻りの感触まで再現しています。

スピーカーも6つで表現力も豊か。

上級者にもおすすめのモデルです。

CLP-785

CLPシリーズ、最上位モデル

CLP-775の鍵盤に、カウンターウェイトを追加。

ピアニッシモなど繊細なタッチも表現しやすい鍵盤です。

また、スピーカー部分にアコースティックピアノの響板と同じ木材を使用したことで、より自然でアコースティックピアノに近い音になっています。

ヤマハの技術がつめこまれた、CLP最上位モデルです。

CSPシリーズ

専用アプリとつなぐことでたくさんの機能を楽しめるCSPシリーズのおすすめは、次の2機種。

  1. CSP-150
  2. CSP-170

1つずつ、見ていきましょう。

CSP-150

【シリーズによる違い】のパートでもお伝えしましたが、専用アプリとつなぐと、スマートデバイス内の好きな曲のピアノ伴奏譜をすぐに作ってくれます。

楽譜が読めなくてもストリームライツというガイド機能があって、次に弾く鍵盤を光で教えてくれます。

  • 楽譜が読めない
  • 音楽の知識もない

そんな初心者の方でも、すぐにピアノを弾いて楽しむことができますよ。

ピアノの先生
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ちなみに伴奏譜なので、メロディ(ボーカル部分)は譜面になりません。
弾き語りや、曲に合わせてピアノ伴奏をしたいときにおすすめの機能です。

CSP-170

CSP-150は樹脂鍵盤でスピーカーが2つですが、CSP-170は

  • 木製鍵盤
  • スピーカー数4つ

なので、グランドピアノに近い鍵盤タッチと迫力のある音を楽しめます。

CVPシリーズ

多機能モデルCVPシリーズのおすすめは次の2機種。

  1. CVP-805
  2. CVP-809

1つずつ、見ていきましょう。

CVP-805

【シリーズによる違い】のパートでもお伝えしたように、これ1台で

  • 自動伴奏
  • アンサンブル演奏
  • 作曲
  • カラオケ

など、たくさんの楽しみ方ができます。

  • ヤマハ最上位鍵盤「グランドタッチ™️鍵盤」を搭載
  • スピーカー数 4つ

と、ピアノ上級者も満足のモデルです。

CVP-809

CVPシリーズの最上位モデル。

CVP-805にない機能としては、スーパーアーティキュレーションボイスがあります。

スーパーアーティキュレーションボイスとは…
弾き方やペダルの踏み方で、その楽器を演奏しているかのようなニュアンス、表情をつけられる音色。

どんなに音色がリアルでも、弾き方が一本調子では本物っぽく聴こえません。

例えば、サックス。

強く息を入れたときと、細く息を入れたときでは音色は変わりますよね。

また「ド、レ、ミ」と一息ずつ吹くのと、「ドレミ」と一息でつなげて吹くのとではニュアンスが変わります。

そんな楽器ごとの表情を

  • 弾き方
  • ペダルの踏み方

によってつけられるのが、スーパーアーティキュレーションボイスです。

クラリネットのグリッサンド、ギターのボディをたたく音なども表現できますよ。

まとめ

クラビノーバには次の3つのシリーズがあります。

  1. CLPシリーズ
  2. CSPシリーズ
  3. CVPシリーズ

機能はシンプルで、グランドピアノに近い

  • 鍵盤

が魅力のCLPシリーズは、

  • ピアノ演奏を楽しみたい
  • ピアノ教室に通っている

大人や子供におすすめ。

  • スマートデバイス内の曲を解析し、ピアノ伴奏譜を作ってくれる
  • 光で次に弾く鍵盤を教えてくれる

そんなCSPシリーズは、大人の初心者におすすめ。

多機能のCVPシリーズは、ピアノ演奏以外も楽しみたい中級〜上級者におすすめ。

あなたの目的に合ったクラビノーバが見つかるといいですね。