ヤマハ音楽教室で、よくされる質問をまとめてみました。
幼児科のレッスンに下の子を連れて行ってもいいの?
もちろん大丈夫です。
下のお子さまも一緒だと大変なこともあると思いますが、幼児科に通っていただけること、とても感謝しています。
ただ幼児科のレッスンでは「聴く」ということを大切にしているので、もし、下のお子さまが泣いてしまったりした時は、一度レッスン室の外に出て、落ち着いてから戻ってきてもらえたら助かります。
その間は、上のお子さまのことは講師が責任を持って見ています。
親に音楽経験がなくても大丈夫?
幼児科では、レッスンでした事をお家でも繰り返し練習してきていただくようお願いしていますが、復習のみで予習はいりません。
ですので「お母さまに音楽経験がなくても大丈夫」です。
お母さまには、教えるのではなく、レッスンでしたことをお子さまが思い出せるような言葉かけをしてもらえると助かります。
お家に帰って、お子さまが弾き方を忘れてしまったら、教えてあげるより、「先生は、なんて言ってた?」と思い出すお手伝いをしてもらう方が身につきます。
もし、お子さまもお母さまも思い出せなかった時は、そのままレッスンに来てください。
その経験が、お子さま自身が、「しっかり聞かなきゃ」と思うきっかけになり自立へつながります。
家に楽器は必要?
幼児科以降のクラスでは、レッスンでしたことを家で繰り返し練習してもらうことで力が定着していきます。
そのため、おうちでも楽器は欠かせません。
幼児科の間は、キーボードでも対応できる内容になっています。
ただ、キーボードと、ピアノやエレクトーンは、タッチが違うのでキーボードだけで上達するには限界があります。
もし家にキーボードしかない場合に、キーボードからピアノやエレクトーンに切り替えるのに、一番いいと私が思うタイミングは、幼児科入会の半年後です。
それは、半年後から両手を弾き始めるからです。
バランスのいい音楽は、メロディより伴奏が大きくならないことが大切です。
どこを弾いても同じ音量で出てしまうキーボードでは、バランスのいい響きで弾くことができません。
ピアノやエレクトーンなら、それができます。
幼児科は、音楽をする上でとても大切な耳の力がつく時期です。
いつもいい響きを感じて練習することは、耳の力をつけるために大切なことです。
どうしてエレクトーンを使うの?
ヤマハ音楽教室では、音感などの耳の力を育てることを大切にしています。
耳の力をつけるためにエレクトーンは、とても適した楽器です。
①色々な楽器の音色が出るので、曲に合った音色で弾くことができ、音楽表現が豊かになる
②上下2段の鍵盤があり、それぞれ音量、音色を変えられるので、バランスのいい響きを感じながら弾くことができる
③持続音が出るので、メロディに合うハーモニーを学習するのに、ハーモニーが耳に入ってきやすくて効果的
他にもエレクトーンをレッスンで使う理由があります。
