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幼児科のレッスンに下の子を連れて行っても大丈夫?

兄弟と姉妹
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ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室で講師をしています。
ヤマハの幼児科のレッスンに下の子を連れて行っても大丈夫?

そんなふうに心配されるお母さまも多いですよね。

今回は、

  1. 幼児科のレッスンに下の子を連れて行っても大丈夫?
  2. 親に音楽経験がなくても大丈夫?
  3. 家に楽器は必要?
  4. 幼児科では、どうしてエレクトーンを使うの?

など、ヤマハ幼児科でよくある疑問について、お伝えしていきます。

幼児科のレッスンに下の子を連れて行っても大丈夫?

イヤイヤ期の下の子。
1時間おとなしくなんてできないけど、レッスンに一緒に連れて行ってもいいの?

と心配されるお母さまもいますが、一緒に来ていただいて大丈夫!

幼児科では、下のお子さまも一緒に来られる方は、たくさんいますよ。

ピアノの先生
ピアノの先生
下のお子さまも一緒だと大変なこともあると思いますが、幼児科に通っていただけること、とても感謝しています。

ただ幼児科のレッスンでは「聴く」ということを大切にしています。

そのため、もし、下のお子さまが泣いてしまったりした時は、一度レッスン室の外に出て、落ち着いてから戻ってきてもらえたら助かります。

その間は、講師がしっかりフォローをします。

下のお子さまが一緒だと大変に感じることもあるかもしれませんが、お母さまの気持ちは子供に伝わります。

お母さま自身もレッスンを楽しんでいただけるよう、遠慮なく講師を頼ってもらえたらと思います。

親に音楽経験がなくても大丈夫?

幼児科では、毎回のレッスンで宿題が出ます。

レッスンでやったことを、家でも繰り返し練習してきてもらうことで、力がついていくからです。

私は、まったくピアノ経験がないから教えてあげられないけど、大丈夫かな?

と心配になる方もいらっしゃると思います。

でも、お母さまに音楽経験がなくても大丈夫!

なぜなら、幼児科の宿題は、復習のみで予習は必要ないから。

お母さまは「教える」のではなく、レッスンでしたことをお子さまが思い出せるような「言葉かけ」をしてもらえると助かります。

たとえば、家に帰ってお子さまが、弾き方を忘れていたり、間違った弾き方をしていた場合…

正しい弾き方を教えるのではなく、

一緒に歌ってみようか?
先生は、どんなふうに弾いてって言ってたかな?

など、お子さまがレッスンを思い出すような言葉をかけてあげてください。

家に楽器は必要?

弾いたり、聴いたりという音楽の力は、レッスンに通うだけでは定着しません。

レッスンでやったことを、家でも繰り返し練習してもらうことで、力がついていきます。

ピアノの先生
ピアノの先生
そのため、家で練習するための楽器は欠かせません。
家にキーボードがあるけど、それじゃダメなの?

幼児科の間は、キーボードでも対応できる内容になっています。

ただ、キーボードと

  • ピアノ
  • エレクトーン

とでは、

  • 鍵盤タッチ
  • 表現力

などが、かなり違うため、キーボードで上達するには限界があります。

いつまでならキーボードで大丈夫?

という質問を受けることも多いんですが…

キーボードから

  • ピアノ
  • エレクトーン

に切り替えるのに、一番いいタイミングは、幼児科入会から半年後だと思います。

なぜなら、半年後には両手で弾き始めるから。

幼児科では、両手で弾く曲のほとんどが、

右手 → メロディ
左手 → 伴奏

になっています。

そのとき、大事なのが右手と左手の音の大きさのバランス。

伴奏が大きくて、メロディが聴こえにくい音楽は、あまり心地よくないですよね。

なぜ、キーボードがよくないかというと…

タッチの強さを変えても音量が変わらないため、バランスのいい響きで弾くことができないから。

ピアノの先生
ピアノの先生
右手のメロディを強く、左手の伴奏を弱く弾いたとしても、出る音量は同じなんです。

タッチの強さで音の大きさが変わるキーボードもありますが、ピアノに比べると表現できる幅は狭くなります。

「ピアノ」や「エレクトーン」であれば、右手と左手の音量をコントロールできるため、バランスのいい響きで練習ができます。

幼児科の対象年齢である4歳〜6歳は、音楽を続けていくために、とても大切な耳の力がつく時期!

いつも、いい響きを感じて練習してほしいと思います。

幼児科では、どうしてエレクトーンを使うの?

家にはピアノがあるんだけど、幼児科で使うのはエレクトーン…。
どうしてエレクトーンを使うの?

幼児科でエレクトーンを使う理由は次の3つ!

  1. いろんな楽器の音色が出るので、曲に合った音色で弾くことができる
  2. 上下2段の鍵盤があり、それぞれ音量音色を変えられる
  3. 持続音が出せるので、和音が耳に入ってきやすくてハーモニー学習に効果的

1つずつ、くわしく見ていきましょう。

いろんな楽器の音色が出るので、曲に合った音色で弾くことができる

エレクトーンは1台で、いろんな楽器の音色を出すことができます。

  • 右手は木管楽器
  • 左手は弦楽器

など、上下2段の鍵盤で、音色を変えることも可能。

その曲に合った音色で弾くことで、曲のイメージもふくらみ、豊かな音楽表現を身につけることができます。

上下2段の鍵盤があり、それぞれ音量や音色を変えられる

両手で弾く場合、右手と左手の音量のバランスが大事。

ピアノの場合、自分でタッチの強さコントロールして、右手と左手のバランスを取ります。

でも、まだタッチをコントロールするのは、むずかしい年齢ですよね。

エレクトーンは、鍵盤が2段あり、それぞれで音量を変えることができます。

だから、コントロールが難しい4〜6歳児でも、バランスのいい響きで演奏することができます。

持続音が出せるので、和音が耳に入ってきやすくてハーモニー学習に効果的

幼児科では

メロディにどんな和音が合うか

ということがわかる耳の力をつけていきます。(ハーモニー学習)

ピアノは、減衰音といって、鍵盤を押したままにしていても、だんだん音が小さくなっていきます。

対して、エレクトーンは、持続音を出すことができます。

エレクトーンの持続音とは

鍵盤を押している間はずっと音が鳴り続けます。

エレクトーンは、持続音を出せるので、和音が耳に入ってきやすいんです。

そのため、ハーモニーを学習するのに効果的!

他にもエレクトーンをレッスンで使う理由があります。

くわしくは、ヤマハ音楽教室の幼児科でピアノではなくエレクトーンを使う理由とはに書いています。

まとめ

今回は、ヤマハ音楽教室の幼児科でよく聞かれる質問についてお伝えしました。

今回お伝えした以外には、発表会についての質問も多いので、ヤマハ音楽教室 | はじめての幼児科発表会で保護者の方が気になる5つの疑問とは?にまとめています。

また、私が息子と一緒に2年間、幼児科に通った感想はヤマハ音楽教室【幼児科】に2年間通った感想と悪い口コミの詳細に書いています。