私はヤマハ音楽教室でピアノ講師をしています。
評判はどうなんだろう?
実際に使った人の
- 感想
- 評判
が気になりますよね。
そこで、現役ヤマハ講師が、スクーブを実際に使ってみました!
その感想を
- Skoove(スクーブ)のメリット
- Skoove(スクーブ)のデメリット
- Skoove(スクーブ)のレッスンについて
- Skoove(スクーブ)の料金
の順番でレビューしていきます。
Skoove(スクーブ)のメリット
私が、スクーブを使ってみて、メリットだと感じたのは、次の5つ。
- ピアノのレッスンコースがある
- 音声認識ができる
- レッスンのコースが豊富
- 演奏のお手本がいつでも見れる
- サポートから質問ができる
1つずつ、くわしく見ていきましょう。
ピアノのレッスンコースがある
という方にとって、レッスンコースがあるアプリは嬉しいですよね。
スクーブには、ピアノのレッスンコースがあり、コースの種類も豊富!
音声認識ができる
ピアノを独学で学びたい方に多い悩みが、
ということ。
でもスクーブなら大丈夫!
なぜなら、スクーブには、音声認識の機能があるから。
あなたが弾く音を感知し、もし間違えて弾いた場合には、正しい鍵盤位置を教えてくれますよ。
レッスンのコースが豊富
スクーブのピアノレッスンは、コースがとても豊富。
「初心者コース〜上級者コース」までで、8つのコースがあるので、あなたのレベルにぴったりなコースが見つけれると思います。
また、
- ブルース&ブギウギ
- 上級ポップス(コードなど)
- プロデューサー向け(編曲など)
と、ジャンルも豊富!
あなたの
- レベル
- 学びたい内容
に合わせて、たくさんのコースから選べるのは嬉しいですよね。
演奏のお手本がいつでも見れる
スクーブを使ってみて、私が
だと思ったのが、楽譜と同時に表示されるお手本演奏!
弾いている途中で、
- どの指で弾けばいいのか
- どの鍵盤を弾けばいいのか
わからなくなるとき、ありますよね。
そんなときも、すぐにお手本演奏を確認できるため、とても便利だと思いました。
サポートから質問ができる
スクーブでは、
- システム
- レッスン内容
についてわからないことがあったとき、サポートから質問をすることができます。
私も質問をしましたが、とてもていねいな返答がありました。
スクーブは海外のアプリですが、質問には日本語のわかる方が答えてくれたようで、わかりやすかったです。
Skoove(スクーブ)のデメリット
私が、スクーブを使ってみて、デメリットだと感じのは、次の3つ。
- 日本語訳がわかりにくい
- 日本語字幕がないレッスンコースがある
- 洋楽がメイン
1つずつ、くわしく見ていきましょう。
日本語訳がわかりにくい
スクーブのピアノレッスンコースは、
- レベル
- ジャンル
が豊富で魅力的なのですが、残念なのが、日本語訳がわかりにくいところ。
たとえば、拍子の説明で…
4分の4拍子は、1つの小節が4つの4分音符の持続時間を持つことを意味します
というのがあり、1回では意味を理解できず、聞き直しました。
日本語字幕がないレッスンコースがある
スクーブのピアノレッスンは、コースによっては日本語字幕がありません。
たとえば、
- 長3度
- 短3度
の解説が出てきますが、その動画には日本語字幕がありません。
その直後に、
この音符と上の短3度を弾いてください
という課題が出てきますが、外国語の解説を聞いただけでは、理解がむずかしいだろうと感じました。
洋楽がメイン
スクーブは、海外のピアノ学習アプリです。
そのため、レッスンで出てくる曲や、収録されている楽譜は、洋楽がメインで、J-POPは1つもありませんでした。
でも、日本でもよく知られている名曲がたくさんあったため、楽しく練習できるかもしれません。
- J-POP
- K-POP
が充実しているピアノ学習アプリなら、flowkeyがおすすめですよ。
flowkeyについて、くわしくは、flowkey(フローキー)をヤマハ講師が実際に使った感想をレビューに書いています。
Skoove(スクーブ)のレッスンについて
ここからは、スクーブのピアノレッスンコースについて、次の順番でくわしくお伝えしていきます。
- スクーブのピアノレッスンコースの内容
- レッスンの進め方
- 部分練習について
スクーブのピアノレッスンコースの内容
スクーブには、以下のようにたくさんのピアノレッスンコースがあります。
- 初心者基礎
- 初心者1
- 初心者2
- 初心者3
- 中級者1
- 中級者2
- 中級者3
- 上級者クラシック
- 上級者ポップ
- 楽譜の読み方
- ブルース&ブギウギ
- 和音と音階
- プロデューサー向けキーボード
それぞれのコースの、内容をかんたんにまとめました。
「初心者基礎」「初心者1」は…
- ピアノを弾く姿勢
- ト音記号、ヘ音記号のドレミファソ
- 音符の長さ
- 黒鍵
など、ピアノ未経験者におすすめ。
「初心者2」は…
両手演奏に慣れてきた方におすすめ。
「初心者3」では…
主に音程を学びます。
「中級者コース」では…
- 調号
- 拍子記号
- 音程(長3度、短3度)
- 和音(メジャーコード、マイナーコード)
- 和音の転回形
- 16分音符
- スケール(メジャースケール、ナチュラルマイナースケール)
などを学んでいきます。
「上級クラシック」では…
- エリーゼのために
- パッヘルベルのカノン
- 月の光
などの楽譜を使って、
- 関係調
- 2オクターブのスケール
など知識を深めながら、音楽表現などを学んでいきます。
「上級ポップス」では…
ポップスの名曲を弾きながら
- コード
- マイナーペンタトニックスケール
- 即興
などを学びます。
「楽譜の読み方」では…
楽譜の順次進行(ステップ)や跳躍進行を学び、楽譜を読む練習をします。
「ブルース&ブギウギ」では…
- ファッツ・ウォーラー
- ファッツ・ドミノ
のリフを演奏しながら
- ブルーノートスケール
- 短6度、長6度
- 即興
などを学びます。
「和音と音階」では
- 和音記号
- 音階
- ブロークンコード
- 和音進行
- ベースライン
などを学びます。
「プロデューサー向けキーボード」では…
- スケール上の3和音
- オーギュメントコード
- ミクソリディアンコード
- 移調
など知識を深めながら、
- コード進行の作り方
- ボイスリーディング
を学んでいきます。
レッスンの進め方
スクーブでは、
- 洋楽
- クラシックの曲
を使ってレッスンを進めていきます。
流れとしては…
- 曲を聴く
- 鍵盤を習う(楽譜とお手本演奏を見ながら弾く)
- 正しいリズムで演奏(楽譜通りのリズムで弾く)
- バンドと一緒に演奏(バック演奏に合わせて弾く)
「②鍵盤を習う」では、あなたが弾く音を感知し、間違えた場合には楽譜が止まります。
そして、正しい鍵盤を教えてくれますよ。
部分練習
曲の中で、苦手な部分は、そこだけ何度も練習したいですよね。
スクーブでは、楽譜の中で練習したい部分だけを指定して、そこだけ繰り返し練習することが、できますよ。
Skoove(スクーブ)の料金
最後にスクーブの利用料金について見ていきましょう。
スクーブの利用料金は以下のとおりです。
12ヶ月 | ¥10,000 |
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3ヶ月 | ¥4,000 |
1ヶ月 | ¥2,000 |
12ヶ月コースは、7日間の無料おためしができます。