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コルグG1B AirとC1 Airの7つの違いをヤマハ講師が解説

コルグG1B AirとC1 Airの7つの違いをヤマハ講師が解説
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ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室でピアノ講師をしています。
コルグのG1B AirとC1 Airは、2万円以上の価格の差があるけど、なにが違うんだろう?

なるべくなら安い方がいいけど、価格の差でなにが違ってくるのかも気になりますよね。

G1B AirとC1 Airの大きな違いは、「音」です。

音にこだわりたい方「G1B Air」を選ぶといいですよ。

その理由を次の順番でお伝えしていきますね。

  1. G1B AirとC1 Airの7つの違い
  2. G1B AirとC1 Airの音が違う理由
  3. G1B AirとC1 Airの共通点

G1B AirとC1 Airの7つの違い

G1B AirとC1 Airの主な違いは、次の7つです。

  1. カラー展開
  2. 音色数
  3. USB端子
  4. スピーカー数&アンプ出力
  5. サイズ
  6. レコーダー容量
  7. スプリット・モード

1つずつ、比べていきましょう。

カラー展開

カラーは、

G1B Air → 4タイプ
C1 Air → 6タイプ

です。

G1B Air C1 Air
ブラック(BK) ブラック(BK)
ホワイト(WH) ホワイト(WH)
ブラウン
(BR、木目調仕上げ)
ブラウン
(BR、木目調仕上げ)
ホワイト・アッシュ
(WA、木目調仕上げ)
ホワイト・アッシュ
(WA、木目調仕上げ)
ウッデン・ブラック
(WBK、木目調仕上げ)
レッド(RD)
ピアノの先生
ピアノの先生
  • レッド
  • ウッデン・ブラック

は、C1 Airのみとなります。
そのほかのカラーは共通です。

音色数

音色数は…

G1B Air → 29音色+3ベース
C1 Air → 30音色

G1B Airの3つのベース音は、スプリット・モードの低音側で使うことができます。

スプリット・モード…高音側と低音側で異なる2つの音色を設定できる機能。

ピアノの先生
ピアノの先生
G1B AirとC1 Airの音色数はあまり変わりませんが、ピアノ音色の数はG1B Airの方が多いんです。

G1B Airには、世界を代表する3つのコンサートグランドピアノの音色が搭載されています。

  1. ジャーマン・ピアノ
  2. オーストリアン・ピアノ
  3. ジャパニーズ・ピアノ

C1 Airには、

  1. ジャーマン・ピアノ
  2. ジャパニーズ・ピアノ

の2種類のピアノ音色が搭載されています。

ピアノの先生
ピアノの先生
ピアノの音色は、グランドピアノの音をサンプリング(録音)して作られています。
元となるグランドピアノによって、音色がかなり違うんですよ。

USB端子

G1B AirにはUSB端子がありますが、C1 Airにはありません。

USB端子のあるG1B  Airでは、 本体に録音した演奏データパソコンにコピーし保存することができますよ。

ピアノの先生
ピアノの先生
電子ピアノ本体に保存できる演奏データの容量は決まっているので、たくさん保存したい方には便利な機能ですよね。

スピーカー数&アンプ出力

  • スピーカーの数
  • アンプ出力

は、「音」に大きく関係します。

のちほど、詳しくお伝えするのでここでは、G1B AirとC1 Airのスピーカー数アンプ出力を表で見ていきましょう。

G1B Air C1 Air
スピーカー数 4つ 2つ
アンプ出力 (20W+20W)×2 25W×2

サイズ

G1B AirとC1 Airは、どちらもスリムなデザインですが、サイズに少し差があります。
それぞれのサイズを見ていきましょう。
※横スクロールできます

G1B Air C1 Air
サイズ
(幅×奥行×高さ)
1346×384×822mm、
1346×384×985mm(キー・カバーを開けた状態)
1346x347x770mm、
1346x347x926mm(キー・カバーを開けた状態)
ピアノの先生
ピアノの先生
G1B AirとC1 Airはデザインも違います。
G1B Airには背板がありますが、C1 Airにはありません。

レコーダー容量

G1B AirにもC1 Airにもレコーダー機能がついています。

演奏を録音し本体に保存しておくことができるんですが、保存できる演奏データの容量が違います。

G1B Air C1 Air
演奏データ容量 最大45000音符(400KByte) 最大14000音符(約100KByte)

スプリット・モード

スプリット・モードとは、高音側と低音側で異なる2つの音色を設定できる機能です。

この機能があるのは、G1B Airのみ。

低音側で使えるのは、次の3種類のベース音です。

  1. アコースティック・ベース
  2. エレクトリック・ベース
  3. アコースティック・ベース&シンバル

高音側では、G1B Airに内蔵されている29の音色から選ぶことができますよ。

ピアノの先生
ピアノの先生
ジャズやポップスなどを演奏するときに、便利で楽しい機能ですね。

G1B AirとC1 Airの音が違う理由

G1B AirとC1 Airの違いをお伝えしてきましたが、その中でも大きな違いは「音」だと思います。

「音」が違う理由は次の2つ。

  1. スピーカーの数が違うから
  2. アンプ出力が違うから

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

スピーカーの数が違うから

スピーカーの数は

G1B Air → 4つ
C1 Air → 2つ

でした。

電子ピアノはスピーカーが多いほど、音が立体的に聴こえます。

その理由は2つ。

  1. 電子ピアノはスピーカーがある場所からしか音が鳴らないため、数が多いほうが楽器全体から鳴っているように聴こえるから。
  2. スピーカーが4つ以上あれば、音域をわけて音を出すことができるので、グランドピアノの音の聴こえ方に近くなるから。

G1B Airは…

  • 鍵盤下に12cmのフルレンジユニット(低音から高音まで再生)
  • 鍵盤上に2,5cmのツイーター(高音を再生)

を搭載し、グランドピアノの豊かな響きを再現していますよ。

アンプ出力が違うから

アンプ出力は

G1B Air →(20W+20W)×2【トータル80W】
C1 Air → 25W×2【トータル50W】

でした。

アンプ出力が大きいほうが、より大きな音を出すことができます。

大きな音で弾くことはあまりないから関係ないかな。

と思うかもしれませんが、実は小さな音で弾くときにもアンプ出力が大事なんです!

ピアノの先生
ピアノの先生
アンプ出力が大きい電子ピアノほど、音量を下げても音がクリアに聴こえるんですよ。

G1B Airのアンプ出力は、トータル80W。

他メーカーの同価格帯と比べても、かなり大きい出力ですよ。

G1B AirとC1 Airの共通点

G1B AirとC1 Airの主な共通点は次の2つ。

  1. 鍵盤
  2. Bluetoothオーディオ

1つずつ、見ていきましょう。

鍵盤

G1B AirとC1 Airの鍵盤は同じRH3鍵盤です。

RH3鍵盤は、30万円クラスのプロ用シンセサイザーにも使われているコルグ最上位の鍵盤です。

グランドピアノと同様、低音部では重く高音部にいくほど軽くなるように鍵盤を4段階に分けています。

Bluetoothオーディオ

Bluetoothオーディオとは

スマートフォンやタブレットとBluetooth接続することで、スマホ内の曲をG1B AirやC1 Airのスピーカーで再生しながら一緒に演奏できる機能。

演奏しないときは、聴くだけも可能!

G1B Air → 80W
C1 Air → 50W

の迫力あるスピーカーでお気に入りの曲を楽しめますよ♪

C1 Air

8万円をきる価格ながら、

  • コルグ最上位の鍵盤を搭載
  • Bluetoothオーディオ対応

とコスパの高いC1 Air。

ピアノの先生
ピアノの先生
カラーも豊富なので、お部屋に合わせて選ぶのも楽しいですね♪

G1B Air

この価格で

  1. スピーカー4つ
  2. トータル80Wのアンプ出力

というのは、他メーカーのモデルではありません。

音の良さで選ぶならG1B Airがおすすめ。

Bluetoothオーディオ対応なので、高性能なスピーカーで好きな音楽を聴いて楽しむこともできますよ。

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