私はヤマハ音楽教室で講師をしています。
そう言って入会していただく事があります。
一方、
- 個人レッスンだったけど音感がある
- 幼児科に通ったけど音がわかっていない
というお話を聞くこともあります。
特別な事をしなくても6歳頃までに楽器を始めれば絶対音感がつく事もあります。
でも音感は、
育てる事でより豊かになる能力
です。
ヤマハ音楽教室には、60年研究を重ねた豊かな音感を育てるためのカリキュラムがあります。
今回は、次の4つのパートに分けて解説していきます。
- 絶対音感は誰でもつけられる
- 音がわかるだけの絶対音感はいらない
- ヤマハ音楽教室の幼児科は道具を手に入れる場所
- 音感に差が出るのはなぜ?
絶対音感は誰でもつけられる
絶対音感を持っている人の中でも、
- 単音が聴き取れる
- 和音も聴き取れる
- 雨の音や時計の秒針もドレミで聞こえる
など様々です。
音楽をしていく上では、単音が聴き取れれば、十分メリットがあります。
ただ絶対音感をつけられるのは、6歳半頃までと言われています。
年齢さえ逃さなければ、誰でもつけられる能力です。
音がわかるだけの絶対音感はいらない
ヤマハでは、音感が育つレッスンをしていますが、ただドレミが分かればいいという事ではありません。
その音が、どんな表情を持っているのか、優しい音なのか、悲しい音なのか、それを聴き取れる耳と感性を育てます。
それから、ヤマハで育つ耳の力にハーモニー感というのがあります。
和音を聴き分ける事ができ、またメロディにどんな和音が合うかがわかる力の事です。
幼児科のテキスト「ぷらいまりー」には、左手の部分が空白になっている楽譜が何曲かあります。
そこにはメロディに合う和音が入るのですが、楽譜に書いていなくても曲を仕上げていく事ができます。
幼児科では、自分で和音を考えるのではなく、先生が弾いているのを、聴いて弾いていきます。
幼児科の次のコースになれば、メロディに自分で伴奏をつけていく項目があります。
幼児科でも一曲ですが、メロディに自分で伴奏を考える曲があります。
ヤマハ音楽教室の幼児科は道具を手に入れる場所
ヤマハ音楽教室の幼児科に通っていただいている生徒さんのお母様から
と相談される事があります。
でも幼児科の間に、
ぷらいまりー④になると、少しずつドレミがわかるようになってきますが、はっきりと音感が付いていることが実感できるようになるのは、幼児科終了後です。
幼児科の次のコースでは、実際に音を聞き取って弾いたり、書き取ったりしていきます。
その中で、幼児科で身についた音感を、実感できるようになってきます。
音感に差が出るのはなぜ?
ヤマハ音楽教室は、60年間、研究を重ね、無理なく自然に音感をつけられるレッスンをしています。
でも、
週に一回ヤマハに来るだけで音感がつくかというと、残念ですがそうではありません。
私は12年、ヤマハで講師をしていますが
ただ幼児科終了後の、そのまた二年後に比べた時、メロディを一度聞いただけで、スラスラ弾ける生徒さんと、何回か間違えてしまう生徒さんがいます。
その差は、お家での練習の差が大きいです。
5分でも毎日練習している子は、音感の定着が早いです。
音楽は積み重ねていく事で力がつきます。
週に一度30分練習するより、
毎日5分練習する方が上達も早く音感も早くつきます。
まとめ
絶対音感は誰でもつけられますが、人によって差が出る能力です。
ヤマハ音楽教室では、感性を育て豊かな音感がつくレッスンをしています。
感性と一緒に育った音感があれば、お子さまの音楽人生はずっと楽しいものになります。
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