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ピアノアカデミー(ピアノ学習アプリ)をヤマハ講師が実際に使った感想

ピアノアカデミー(ピアノ学習アプリ)をヤマハ講師が実際に使った感想
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ピアノの先生
ピアノの先生
こんにちは。
私はヤマハ音楽教室でピアノ講師をしています。
ピアノアカデミーを使ってみたいけど、評判はどうなんだろう?
全くの初心者だけど、ピアノが弾けるようになるかな?

ピアノ学習アプリは、たくさんあるし、どれがいいのか迷いますよね。

そこで、現役ヤマハ講師が「ピアノアカデミー」を実際に使ってみた感想を次の順番でレビューしていきます。

  1. ヤマハ講師が実際に使った感想(よかった点・改善してほしい点)
  2. ピアノアカデミーの初心者向けピアノレッスンについて
  3. ピアノアカデミーの利用料金

ヤマハ講師がピアノアカデミーを実際に使った感想(よかった点)

私が、ピアノアカデミーを実際に使ってみて「よかった!」と感じたのは、次の4つ。

  1. 初心者向けピアノレッスンがある
  2. 楽器を持っていなくてもスマホの画面上で練習ができる
  3. 弾いた音を感知し、正しい音を教えてくれる
  4. 曲のテンポを変えられる

初心者向けピアノレッスンがある

ピアノ学習アプリは、たくさんありますよね。

でも、しっかりとした「初心者向けピアノレッスン」があるアプリは、多くありません。

ピアノアカデミーには、

ピアノの知識は、全然ない!

という方でも、ピアノが弾けるようになる「初心者向けピアノレッスン」があります。

ピアノの先生
ピアノの先生
のちほど、レッスンの内容について、くわしくお伝えします。

楽器を持っていなくてもスマホの画面上で練習ができる

ピアノアカデミーでは、次の2つから練習方法を選ぶことができます。

  1. ピアノ、キーボード(実際の楽器)
  2. タッチスクリーン(スマホやタブレットの画面上)
ピアノアカデミー

スマホやタブレットの画面上でも練習できるので、

  • 楽器を持っていない
  • 楽器は持っているけど、通勤中の電車などでも練習したい

という方にも嬉しいですよね。

弾いた音を感知し、正しい音を教えてくれる

ピアノを独学で学ぶ場合のデメリットが、

弾いている音が、合っているのか間違えているのかわからないこと

ですよね。

でもピアノアカデミーなら大丈夫!

なぜなら、ピアノアカデミーは、あなたが弾いた音を感知する機能があるから。

間違えて鍵盤を押した場合、楽譜が進みません。

そして、下の画像のように、弾くべき鍵盤が黄色くなり、正しい音を教えてくれます。

ピアノアカデミー

これなら、

音を間違えているのに気づかないまま、弾いていた!

なんてこともありませんよね。

曲のテンポを変えられる

ピアノの上達のためには「ゆっくり練習すること」も、とても大事!

ピアノアカデミーでは、下の画像のように曲のテンポを変えることができます。

ピアノアカデミー

元の速さ(100%)を入れると、5つのテンポから選べます。

ピアノの先生
ピアノの先生
テンポは、少し変わるだけでも、ずいぶんと速く感じたり、遅く感じたりするもの。
幅広くテンポが選べるのは、嬉しいですね。

バックで演奏があり楽しい

ピアノアカデミーでは、曲を練習するときに、バックで演奏が流れるようになっています。

簡単なメロディを弾いているだけでも、豪華に聞こえるので退屈しないと思いますます!

ピアノの先生
ピアノの先生
バンドのメンバーになった気分で、楽しく練習できますよ。
  • 曲を弾くためのパート練習
  • 譜読みトレーニング

の場合は、バック演奏は流れません。

ヤマハ講師がピアノアカデミーを実際に使った感想(改善してほしい点)

私が、ピアノアカデミーを実際に使ってみて「改善してほしい!」と感じたのは、次の4つ。

  1. レッスン23以降は、日本語に対応していない
  2. 洋楽がメイン
  3. 楽譜が全体的に初級者向け
  4. 音符スタイルによっては、間違えても正しい鍵盤を教えてくれない

レッスン23以降は、日本語に対応していない

ピアノアカデミーは、海外のアプリですが、

  • 音声
  • 字幕

ともに、日本語を選ぶことができます。

でも、日本語を選んでいても、レッスン23以降は英語のままです。

  • レッスン1〜22まで…日本語に対応
  • レッスン23以降…英語のみ

曲を弾きながら、レッスンを進めていくので、英語でも

なんとなくわかる…。

と思いますが、解説が英語だと、わかりにくい部分もあるので、改善されるといいなと思います。

洋楽がメイン

ピアノアカデミーでは、たくさんの楽譜が弾き放題!

しかし、海外のアプリのため、洋楽がメインです。

洋楽以外にも、

  • クラシック
  • ディズニー
  • 童謡

などはありますが、J-POPは見当たりませんでした。

ピアノの先生
ピアノの先生
J-POPやK-POPも充実している、ピアノ学習アプリならflowkeyがおすすめ。

くわしくは、flowkey(フローキー)をヤマハ講師が実際に使った感想をレビューをどうぞ。

楽譜が全体的に初級者向け

ピアノアカデミーでは、550曲ほどの楽譜が弾き放題!

レベルは

  • 初級
  • 中級
  • 上級

に分かれています。

ただし、上級を選んでも、一般的な上級レベルの楽譜と比べるとやさしい印象でした。

そのため、ピアノ経験者の方にとっては、物足りないと感じるかもしれません。

参考に「上級レベル」の曲を弾いたので聞いてみてください。

ただ、この550曲以上の楽譜は、すべて、ピアノアカデミーのレッスン内容に合っています。

つまり、レッスンを最後まで進めていれば、どの楽譜を選んでも弾けるということ!

ピアノの先生
ピアノの先生
ピアノアカデミーの43のレッスンを理解すれば、550曲以上の楽譜を楽しめると思うと、メリットと、とらえることもできますよね!

音符スタイルによっては間違えても正しい鍵盤を教えてくれない

【ヤマハ講師がピアノアカデミーを実際に使った感想(よかった点)】のパートで

弾いた音を感知し、正しい音を教えてくれる

とお伝えしました。

ただし、

  • バックで演奏が流れる曲
  • 音符スタイル②〜⑤を選んでいる場合

の2つを満たしている場合は、間違えても正しい鍵盤を教えてくれることなく、楽譜が進んでいきます。

ピアノアカデミー

バックで演奏が流れる曲で、間違えた場合も正しい鍵盤を教えてほしければ、音符スタイル①を選ぶ必要があります。

ピアノの先生
ピアノの先生
上の動画のように、音符スタイル①であれば、間違えた時、楽譜が止まります。
ピアノの先生
ピアノの先生
上の動画のよつに、音符スタイル①以外であれば、間違えても楽譜は止まりません。

ピアノアカデミーの初心者向けピアノレッスンについて

ピアノアカデミーの初心者向けピアノレッスンって、どんな内容なの?
  • レッスンはわかりやすいのか
  • どれぐらい弾けるようになるのか

など、気になりますよね。

ここからは、ピアノアカデミーのピアノレッスンについて、くわしくお伝えしていきます。

ピアノアカデミーのレッスン構成

ピアノアカデミーのレッスンは、

  • 解説動画
  • 練習曲
  • 譜読みトレーニング

で構成されています。

解説動画と練習曲

解説動画のあと、その内容にそった練習曲が用意されていて、実際に弾きながら理解を深めていくことができます。

解説動画では、下の画像の先生がアニメーションを使って、わかりやすく教えてくれます。

ピアノアカデミー
ピアノアカデミー

練習曲を仕上げていくときも、細かくパート練習(部分練習)が用意されているため、無理なく弾くことができますよ。

ピアノの先生
ピアノの先生
全くの初心者の方でも、理解しやすい構成になっていると思います。

譜読みトレーニング

譜読みトレーニングは、下の動画のように、アニメーションで楽しく取り組むことができます。

レッスンを進めるごとに、レベルアップして何度も出てくるので、読む力を定着させていくことができますよ!

ピアノアカデミーのレッスン内容

ピアノアカデミーでは、【1〜43】までのレッスンが用意されていて、内容は以下の通りです。

【1】中央の「ド、レ、ミ」
【2】高音と低音
【3】五線、ト音記号「ファ」
【4】座り方と姿勢
【5】手の形と位置
【6】拍子と小節
【7】ト音記号「ソ」
【8】全音と半音、重音
【9】音の長さ
【10】左手、ヘ音記号「ド」
【11】両手、大譜表
【12】リサイタル①「虹のかなたに」
【13】8分音符…ここまでは、ドレミファソに手のポジション固定
【14】ト音記号「ラ」「シ」
【15】ハ長調の音階(右手)
【16】ハ長調の音階(左手)
【17】4分の3拍子
【18】和音(ドミソ)
【19】左手の和音(ドミソ)
【20】和音(ソシレ)
【21】2つのコードをマスター(C、G)
【22】リサイタル②「Piano  Man」
【23】Fメジャー(ファラド)…ここから英語のみ
【24】3つのコードをマスター(C、G、F)
【25】付点音符
【26】♯について
【27】ト長調の音階
【28】調号
【29】♭について
【30】ヘ長調の音階
【31】♯、♭、ナチュラルについて
【32】リサイタル③「アメイジング・グレイス」
【33】Am(ラドミ)
【34】4つのコードをマスター(C、G、F、Am)
【35】平行調、イ短調スケール
【36】ホ短調スケール
【37】タイ
【38】Em(ミソシ)
【39】5つのコードをマスター(C、G、F、Am、Em)
【40】16分音符
【41】Dm(レファラ)
【42】6つのコードをマスター(C、G、F、Am、Em、Dm)
【43】リサイタル④「Top  of  the world」

  • 中央の「ド」
  • 姿勢、手の形

など、基本から始まり、レッスン【43】まで進むと

  • ハ長調、ト長調、ヘ長調、イ短調、ホ短調のスケール
  • 6つのコード(C、G、F、Am、Em、Dm)

をマスターすることが可能!

その中で、

  • 音符の長さ
  • 全音と半音
  • 平行調

など、楽典についても学ぶことができますよ。

ピアノアカデミーのレッスンについての感想

解説動画のあとに、その内容にそった曲を練習できるので、わかりやすいと思います。

  • 陽気なピアノ講師
  • アニメーションを使った解説
  • 画面上でゲーム感覚で練習できる
  • たくさん褒めてくれる

など、初心者の方が、楽しくレッスンを進めていくことができますよ。

レッスン23以降は、日本語訳されていないのが残念ですが、これから日本語訳が進んでいくといいなと思います。

ピアノアカデミーの利用料金

ピアノアカデミーの利用料金は、次のとおりです。

1年 7,900円/年(初回7日間無料)
3ヶ月 3,900円/3ヶ月
1ヶ月 1,950円/1ヶ月

1年プランは、7日間無料で試すことが可能!
無料期間終了後も、毎日10分間は、使うことができますよ。